江戸時代から続く老舗化粧品店「化粧屋いざわ」の店主・井澤さんは、コロナ自粛期間中、マスクを買おうにも商店街でも手に入らず、「無いなら作ろう!」と思いたち、近隣商店街の生地屋さんのナカノテツさんに電話をしてみたところ「材料の輪ゴムやガーゼが売り切れてない」と言われ、どうしようかと悩みました。
目の前にあった使い捨てマスクを見ながら、ふと「これを再利用すれば出来る!」と思い立ちマスクを考案。ご本人命名「SDGsマスク」が完成しました。
未使用マスクなら捨てずに何度も使えるし、使用済みのものでも輪ゴムのところを再利用でき、ゴミも減らせます。
またマスクが手に入らず困っている方に伝えたいと、店頭のデジタルサイネージで表示したり、チラシを作ってSNSでもお知らせしました。
「化粧屋いざわ」では商品が送られてきた際に入っている緩衝材を、近隣の他店舗さんに再利用してもらうために譲るなど、普段からゴミを減らす活動に取り組んでいます。
プラスチックゴミだけでなく、マスクの海洋汚染や街中でのポイ捨て問題をSNS等で目にします。意識しながら、出来ることから取り組みたいですね。