ジャパンSDGsアワード受賞報告会の報告

魚町銀天街のSDGs活動報告

さる一月二十八日火曜日にジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞受賞報告会を実施しました。街の掃除の後そのまま開催でしたので少し段取りが悪く、スタートに手間取り申し訳ありませんでした。しかし事前の予想を遥かに上回る参加者数に、受賞の威力と世の中がいよいよSDGsに本気になりかけている風力のようなものを感じました。

 まずは魚町銀天街がなぜSDGsに取り組むようになったか、理事長の梯さんから説明がありました。過去に北九州で起きた餓死事件の話から始まり、それに対する取り組み等を聞くと、なるほど商店街とは言え商売のことばかり、裕福な人ばかりに目を向けるだけではダメなんだと気づかされました。それこそがSDGsの最も重要な要素と共通点であり、商店街がSDGsに積極的に取り組む最大の理由でもあります。

 元々魚町銀天街は日本で初のジェラルミンによるアーケードを補助金に頼らず、商人たちの自費で作り上げた商店街です。新しいことへの挑戦欲、自主独立のDNAが溢れています。なんで商店街がSDGs?とよく聞かれますが、一言で言うと「血」なんでしょう。

 理事長のプレゼンの後には、外務省HPに掲載された各受賞団体の活動を見ながら勉強をさせてもらいました。他の団体の活動を知れば知るほど、魚町銀天街っていい意味で変わってるなと思います。多分それが受賞の最大の理由なんでしょう。皆様もぜひHPをご覧になってください。外務省ジャパンSDGsアワードHP

 勉強会終了後は参加者同士の懇親会。たくさんの企業の方からご挨拶を頂きました。やはり各社SDGsというものに対して何かしないとなあという雰囲気になってきているようです。早速商店街メンバーと各企業でSDGsについてディスカッションする場を作っていこうとなりました、いろんな垣根を超えた面白い展開がまた増えていきそうです、乞うご期待。

 そして最後になりましたが、魚町銀天街SDGsプロジェクトメンバーに二人の新しい仲間が増えました。一人は現役大学生、一人は某会社社長。二人とも「よくわからないけど面白そうだからとりあえず参加してみました」というこれからの世の中を渡っていくために一番必要な「ノリの良さ」を持ち合わせています。これを読んだ方で「よくわからないけど面白そうだからとりあえず参加してみよう」という変わった方がいらっしゃったら大歓迎です。「あなたのことはよくわかりませんが、面白そうだから参加して」みてください(笑)

それではまだまだ寒いですので、お身体をお大事に。